もうやっちゃったの!?
 2014年4月6日の制作時間、25分20秒。マンガ「南の魚」第5巻、第1話のしたがき中。だいたい4ページの途中まで。





 ちょっと用があって、セローで出かけたんだけど、そのついでに、もうちょっと走りたいなあってことで、陣馬街道を目指しました。

 おれは春の陣馬街道が大好きでね。オートバイの楽しさに目覚めたキッカケなのかなあ、ちゃんと記憶にはないんだけど、バイクで走る楽しさについて思うときに、いつもポカポカ晴れた春の日の陣馬街道の景色が思い浮かぶんです。
 だけど、今日は着いたころにはもう夕方近くなってたし、春というにはまだ寒かった。ひさびさのバイクなんだし、準備もまだ不足している。微妙に反省しながら、慎重に走ります。










 和田峠の先は通行止めだそうで。












 セローの写真をたくさん撮りました。

 陣馬高原、山の中は、まだ雪が残ってるところもあって、寒かったです。


































 和田峠の途中の見晴らしのいいところ。























 和田峠、その先は通行止めでした。













 ということで、ここで引き返して、帰ることにいたします。

 帰り道は、すっかり夜になっちゃって、さらに反省中。
 あんまり考えなしにここまで来ちゃって、寒いしくたびれたし、ひさしぶりなので、帰り道迷っちゃうし。こういうときは、慎重に走らないとなって、じぶんに言い聞かせながらゆっくり走って帰ってきましてね。だからかもしれませんが、まあ一応危険なこともなく、無事に、家のまえまではたどり着いたんです。

 それでね、帰ってきて、車庫にバイクを入れるために、いったんバイクを道に止めるよね。バイクにまたがったまま、左足でサイドスタンドを立てて、バイクを止めて、いっぺん降りて、車庫のジャバラを開けてきて、もどってきてバイクにまたがって、ゆっくりとバイクを車庫に入れて止めると。そういうことをやろうとしたんですよ。なにも特別なことじゃない。むずかしいことでもない。なのにね、なんでかなあ、うっかりサイドスタンドを出すのを忘れて止めようとしてしまったんです。
 バタンっていった。
 バタンっていってセロー倒れた。
 自宅まえ立ちゴケ。
 おれ、それにまたがってた。
 だから、セローといっしょに、おれも倒れた。
 あれれっつって、一緒に倒れたもんだから、左足がバイクと歩道のかどに挟まって抜けなくなっちゃって。幸いケガはしてない感じなんだけど、抜くに抜けなくて。倒れたバイクにまたがった状態で、セローも重たくて持ち上がらねえし、出るに出れねえ。
 困ったぞう困ったぞうって、じぶんちの玄関のまえで、倒れたバイクの下から出よう出ようとひとりでもがくおれ。
 そんな様子でしばらくもがいておりましたら、ご近所のおじさんが気がついて助けに来てくれました。自動車屋さんのおじさんなので、こういうことについてはプロフェッショナルで、素早くにこにこセローを起こしてくださいまして。いやはや、なんと感謝したらよいものか、ありがたいことでありますが、お恥ずかしい。







 で、早速クラッチレバーが折れちゃった。
 でも、それ以外はキズひとつなし。さすがオフ車だなあ、すばらしい。

 まあとにかくさ、ひさびさにバイク買ったのが嬉しくて、ちょっと無理しちゃったんだなあと、今回はつくづく思ったよ。バイクは危険な乗り物だし、おれはそんなにバイクの才能あるタイプじゃないんだから、もうちょっと道具を揃えたり、研究したり、近場でちょっとずつ練習するとかね、まずはそういうことをやったほうがいい。あせっちゃいけませんなあ。

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