「南の魚4」第1話のペン入れ中
 2013年6月17日の制作時間、39分49秒。マンガ「南の魚」第4巻、第1話のペン入れ中。だいたい10ページの途中まで。

 本屋に行ったら、堀口大学の訳詩集「月下の一群」が、岩波文庫版で出てるのをみつけて、おーって思った。先月出たっぽい。買わなかったけど。
 おれはあんまり詩集なんて読むようなタイプの人間じゃないんだけど、子どもの頃、「月下の一群」だけは、なんかすげー面白くて好きだったなあ、なんてことを思い出した。当時は新潮文庫だったな。うちのなか探せば、まだどこかにあるかもしれない。子どものころのおれは、なかでもフランシス・ジャムの詩が特に好きだった。ミレーやコローのようなフランスの田舎の農村みたいな景色を言葉にしたような印象だったんだけど、あんまり憶えてないや。
 そうそう、その本にハマッた数年後に、だれかが「月下の一群」っていうタイトルのマンガをかいて、けっこう流行ったっけ。なんかおれ的には、妙に先にやられた感を感じてしまって、そっちは読んでないんだが。ヘンなところでくやしがるおれだ。
 帰ってきて、アマゾンを検索してみたら、いま「月下の一群」は、講談社文芸文庫でも出てるんだな。文芸文庫はちょっと高い…。

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