日々のだらだら書き

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99年7月1日(木)

 去年の暮れぐらいから、ときどきへんな現象を目撃しているのだけど、これはなんなのかなあ。雲のたちこめた夕暮れ時なんだけど、空を光りがぐるぐる動くの。たぶんサーチライトかなんかで、雲を照らしているんだろうと思うんだけど、ちょっと不思議。雲に光りが映るくらいの強力なサーチライトだから、灯台の光りくらいあるのかなー。ぐるぐる光りを動かしてなんの意味があるんだろう。目撃した場所は、新宿がいっかい、府中がいっかい、あと鷹の台周辺で数回。方角もばらばら。空飛ぶ円盤のような乗り物のようにはみえなかったのだけど。

 こないだからずっと、ぼくのビデオデッキが壊れたままだったので、昨日ようやく新しいビデオデッキを買った。15800円。近所のコジマ電気で、メーカー品のなかではいちばん安いのを買った。ぼくの場合レンタルビデオの再生以外の目的でビデオデッキを使うことは、まずないから、最低限の機能さえついていればよい。じぶんにとって無駄になる機能は少なければ少ないほどよいと思う。いちばん安いのを買うつもりではなかったのだけど、気持ちとしては中間くらいの値段のものを狙ってたつもりなんだけど、結局いらないものはいらないっていうことで、安いのに決定。でも、調子いいよ。
 そんで、TSUTAYAに行って、ビデオ借りてきて観た。ジョン・レノンの「イマジン」。


99年7月2日(金)

 最近よく曜日を間違えるなー。今日はまだ木曜日だと思っていたら、金曜日だった。家で仕事をしていると、こういうことがよくある。昼間ずっと寝てたりするからなおのこと。いちにち儲けるような間違いなら、間違えていたことに感謝するんだろうけど、いまのところ、損する間違いのみ。締め切りが早まったような感じだなー、くやしいなー。


99年7月3日(土)

 借りてたビデオ、「日曜日のピュ」を観た。途中で挿入される時計職人をめぐる怪談が好きだなー。


99年7月4日(日)

 コンビニお菓子大好き。


99年7月5日(月)

 今月から毎日すこしずつこの文章書いてみようと思ったのだけど、ちょっと無理そうだなー。今月だけで終わりそうだ。


99年7月6日(火)

 借りていたビデオ映画、ロバート・アルトマンの「ショート・カッツ」を観た。一応レイモンド・カーヴァー原作ってことで、カーヴァーの短編小説がいくつかまざりあっているのだけど、雰囲気的には、あんまりカーヴァーな感じがしなかったなあ。これは、日本でのレイモンド・カーヴァーのイメージの問題なのかな。あるいはぼくの読み方の問題か。原作のほうがもっとシリアスだった気がする。映画のほうが笑える。全然べつのものとして、原作も映画もどっちも好き。
 日本でのアメリカの現代文学の売り方って、すごくお洒落でかっこいいイメージを戦略的にもってくるけど、向こうでもそうなのかなー。その戦略がぼくはまた大好きで、すぐに乗っちゃうんですけどね。


99年7月7日(水)

 ビデオで「ベティ・ブルー・インテグラル」を観た。相当激しい恋愛映画っていうイメージがあったので、もしかしたらぼくは好きになれないタイプの映画かもなーと思って観たんだけど、面白かった。なんかベティちゃんってがんばるなーって思って気に入ってしまった。これはこれでサワヤカ素敵。


99年7月8日(木)

 きのうはとてもよい天気で、スクーターで走ったら腕がまっかになってしまった。今日になって、腕がひりひりしているぞ。

 ビデオで「コンタクト」を観た。これはジョディ・フォスター主演で、カール・セーガン原作のやつ。
 こないだも書いたことなんだけど、最近雲に謎の光が動くのをたびたび目撃しているんです。空飛ぶ円盤のようではないけれども、正体のわからぬ怪現象で、もしかしたら宇宙人の仕業かもしれない。だから今後のきたるべき宇宙人との接近遭遇のためにもぜひともこの映画は観ておきたいと思ったのでビデオを借りていたのでした。でも、そのあとこのホームページの掲示板で、ホテルの宣伝などでサーチライトで雲を照らすことはよくあるだとご指摘いただいてしまいました。つまり全然怪現象ではなかったみたい。もしかしたらぼくは自分が宇宙大使に選ばれたのではないかと密かに期待してもいたんですけど、ちょっと違った。それなりに適任だと思うんだけどな。

 ビデオで「真夜中のサバナ」を観た。これはクリント・イーストウッド監督のサバナという町でのお話し。

 ここんところビデオ借りて観てばかりだけど、こないだビデオ・デッキ買ったんだもの、そういうもんだよね。


99年7月9日(金)

 ビデオで今度は「ソナチネ」観た。面白かった。


99年7月10日(土)


 「スターシップ・トゥルーパーズ」観た。

99年7月11日(日)


 「スクリーム」観た。

99年7月12日(月)

 なんか、日記みたいなのはぼくには向いてないみたい。ひと月ももたなかったなー。

99年7月17日(土)

 今月は日記みたいに行こうと思ってたんだけど、全然駄目だなー。毎日書いてもいられないし、書くこともない。

 とまあこんな調子で、今月はボロボロ。よわったねどうも。また来月からいつもの調子に戻ろうと思います。

 そんでも今月は毎日のように借りてきたビデオを観ていまして、上に書いたほかにもいろいろ観てます。
 デビッド・リンチの「ワイルド・アット・ハート」がやたらと気に入ってしまってね、そういえばぼくはまだ「ツイン・ピークス」観てなかったなーなんていまさら思ったりしている。
 あと、ティム・バートンの「マーズ・アタック!」も気に入った。
 せっかくビデオデッキ調子いい昨今だから、ちゃんと観ておくべき基本名作もいろいろ観ておきたいなー。ぼくはまだ「イージー・ライダー」も「俺たちに明日はない」も「タクシードライバー」も「イントレランス」も「博士の異常な愛情」も「天井棧敷の人々」も「ロッキー」も「食人族」も「お熱いのがお好き」も「ピンク・フラミンゴ」も「ローズマリーの赤ちゃん」も「ゴッド・ファーザー」も「ゴジラ」も「第三の男」も「シャレード」も「翼よ!あれがパリの灯だ」も「ラスト・タンゴ・イン・パリ」も「無防備都市」も「マイ・フェア・レディ」も「となりの山田くん」も「自転車泥棒」も「戦艦ポチョムキン」も「カビリアの夜」も「ベニスに死す」も「シベールの日曜日」も「キング・コング」も「ジャイアンツ」も「ウエストサイド・ストーリー」も「ミュウツーの逆襲」も「ソドムの市」も「菊次郎の夏」も「男と女」も「シンドラーのリスト」も「ストレンジャー・ザン・パラダイス」も「アルファヴィル」も「隣の女」も「新世紀エバンゲリオン」も観ていない。
 まあいいか‥‥。


 最近のコジマはおのれの機動力の限界をひしひしと感じている毎日であります。こういう問題はみんなどうやってんのかなー。
 バンドやっているひととか、芝居やっているひととかって、スタッフやらお手伝いやらがなんとなくまわりにいつもいらっしゃるようで、そういうのがときどきとっても羨ましい。まんが家とかイラストレーターやっているひとなんかも売れているならスタッフ雇えるのだろうけど、コジマの場合はいまのところそういうわけにもいかない。こないだいちにちだけ友達に手伝いに来てもらったことがあったけど、10年やってていまのところそれいっかいきり。仕事が少ないからだよっていわれたらたしかにそうなんだけど。
 絵とかまんがはひとりでできるってところがいいところなんだけど、でもだからってじぶんひとりだけのちからでできるものでもない。なんだかんだ周囲のひとのおかげ様をもってできているんだと思う。
 コジマはここ数年あんまり用事もなくひとに会うなんてこと殆どしてこなかったんだけど、ちょっとやりかた変えようと思っています。基本的にはひとりでやるしかないんだけど、でももっとまわりのひとをどんどん巻き込んでもよしとしようと思っています。
 コジマの周辺にいらっしゃるひとたち、避難準備はよろしゅうございますか? もしかしたらぼくが恐怖の大王なのかもしれません。


もどりますか。